類は友を呼ぶ

そんな言葉があります。
まさに、それかなーと思うことをひとつ。

いつでしたか、お嬢様はバイトに行くと宣言されました。
元々はお客さんであった人が去年食堂を始めたのですけど。
わすか、数ヶ月で3月の終わり辺りから改装中という名目で休業しておられます。
オーナー的には食堂ではなく、焼肉屋らしいのですけどね。
まー、おいしくないことこの上ない。

まあ、おいといて。

改装といっても、看板をつける、駐車場が暗いから電気をつける、といった格別営業に差し支えのないものばかりで、休業の本当の理由は、パートで来ていたおばちゃんたちが、オーナーが休憩していたらおばちゃん二人でしゃべりまくって仕事をしなかったのでクビにしたら、店が回らなくなったので休業したというのがホントの話みたいでして。

その後釜にお嬢様とお嬢様のご友人がはいることになったわけです。

お嬢様は、開店当初から、手伝いにきてよーと切望されておりましたが、なんせ家事を放棄しているような人なので断っていたら。
ご友人は働き者だったようで、行きたいと言い、お嬢様が一緒に働くならご友人も雇うというはなしになり、今に至ります。

ちなみに、このお店、まだ再開はしておりません。

理由は、通して入ってくれる人が見つからないから。

ちなみにオーナー、求人を出しておらず、自分の知り合いに声をかけて来てくれそうな人を紹介してもらうという方式を採用しておられます。

他の午前の担当をする人、夜担当する人はすでにおられます。

このオーナー、ふざけてんなと思うのは、元々自分で店をするつもりはなく、店舗を改装して誰かに売るなり貸すなりしてお金を稼ごうと思っていた、という点。

なので、今自分が調理で入っているのを通しの人をみつけて、その人を責任者だか店長だかにして、自分は来たお客さんと日がな一日飲んだくれていたいというひとです。

店も開ける予定もないのに、ちょいちょいお嬢様やご友人を呼びつけては、やれ冷蔵庫の掃除だ、看板がついたから電気の操作を教えるから、だの、食器洗浄機の使い方を教えるからだの、なんだのかんだの理由をつけて、2日に一回くらい呼びつけておられます。

先週の土曜にリニューアルオープンの予定だったのですが、また通しの人が見つからないからという理由で延期されました。

で、今度は人が見つからないので、1か月先延ばしにするといったら、パートに入るおばさま方がキレ始めたらしく(まあ、当たり前ですよね、待ってる間は時給は発生しないわけですから。ちょいちょい呼ばれてるぶんは払うと言ったらしいですけど)今度は、今週土曜から、はじめようかなーと言っているらしいです。

そして、笑えることにパートさんからオーナーに対しての条件が提示されたとか。

営業時間内は酒を飲むな←当たり前

そのオーナーの返事が、

俺は常連さんと一緒に飲むことだけが楽しみなのに!

はい、やる気ないなら店なんかしなくていいと思います。

数ヶ月オープンしている間もお客さんから、今日は、まずい、今日は、おいしいとか言われてたらしく、マズイ率がかなり高かったとか。

飲みながら、ノリで作ればそーなりますよね。
だって、料理に思い入れもないし、料理人だったこともないし、多分、酒飲みながらオーナーと意気投合して、店出したいんすよ!とか熱く語ると、お前に任せた!明日からよろしく!とか言いかねないオーナーですからね。

しかも、当初のメニューもえー、なんも食べるもんないやん、と言いたくなるくらいの量だったんですが、リニューアルに際して、メニューを新しくする!と言ったらしいので、へー、増やすと?と聞いたら、ちがうよ!多すぎたから減らすって!だと。

益々食べるもんないやん。

挙句に、

ねー、嫁ちゃん、オーナーがね、なんか手軽なメニューはないかって聞かれたとやけど、なんかない?

というので

その前に聞くけど、その手軽な、の意味は、食べる人が気軽なの?作る人が気軽なの?それによって変わるよね?

と聞いたら、

それは、もちろん、作る人が、よ!

とのこと。

そんなことで、いつまで続くのか。
ま、そんなに長くは続かないとおもうけどね。

変な人には変な人が集まるんだなと思った話。