くぎ
午前中のもろもろの家事がおわり。
一段落して、お茶を飲みながらふと台所の窓から外を見ると。
そこはだめでしょーってとこに竹が生えていた。
雨が降るとたけのこがアホみたいに伸びる。
旦那君が起きてきてから切ってもらおうかなー、でも二本だけだしなー、まだ葉っぱは出てないから、多分柔らかいもんなー、自分で切れるよね、ということで、ナタをふんふん持って、裏にまわる。
途中、お義母さんから
そんなもん持って、どこいくと?
といわれたので、
竹切ると
とお伝えする。
旦那君に切ってもらえばいいやんとかなんとか言われたけど、二本だしね、昼から雨ふるしねとか言いながら、竹の所にきた。
んー、石垣の途中なんだよねーと眺めつつ。
お義母さんから危ないよ、すべるよといわれる。
うん、そーやねー、ただ、私はすべって怪我しようが別にいいけど、旦那君は困るよねとおもいながら、やるしかないか!とおもって、足元の板が置いてあったところに足をかけた。
痛くはないけど、ん?ぷすっていった?みたいな感覚。
足をあげると、そこに見事に錆びたくぎがささったまんまの板があった。
板は認識してたけど、釘はみてなかったわーとおもって、足の裏を見ると。
あら、血が出たくらいの血がついていた。
思いっきり、クロックスはいてたので、貫通。
これ危ないよなと思って、釘を叩き折る。
と、余計なことをしていたら、クロックスがぬるぬるする。
もう一度、足の裏を見ると、今度は結構な量の血が。
それから、お義母さん、大騒ぎ。
痛さはないので、本人普通。
それでも竹を切りたかったんだけど、あまりに大騒ぎされるので断念。
消毒を!というので、とりあえず、血を流そうと、てくてく歩いて駐車場横の流し場に。
クロックス脱いでびっくり。
クロックスに溜まるくらいの血が出ていた。
10分位水で流して、ようやくとまったかな、少なくなったかなみたいな感じで、今度はクロックスを洗っていたら、また出血。
また水で流す。
結局、結構な量の出血。
部屋に戻って、消毒してガーゼはって。
今度は、お義母さんがやってきて
破傷風になるけん、病院いかないと!
とさわぐ。
大丈夫よ、化膿はするかもやけど。
と、本人は冷静。
まー、病院には行ってないけど、確かになんとなく痛いかなーって感じで現在に至ります。
化膿するなら明日あたりから腫れるよね。
腫れたら病院行くだろうから、錆びたくぎが刺さったといえば破傷風のはなんとかしてくれるやろ、といったかんじでございます。
10年位前におばあちゃんちの近所の猫に手首噛まれて、噴水のように出血したとき以来の流血でした。
まあ、どんだけぷすっといったのかはわからんけど、くぎくらいであんなに出血するとは思わなかったです。
気をつけよう。
あ、竹は旦那君が起きてきてから切ってもらいました。