お客さん
数日前から火曜に三人の客が来ると聞いていた。
ご指名は全てお義母さんだったが、三人はきついだろうということで、一人は旦那がすることになった。
なので、私はなんにもしない。
客がやってきた。
それから、数十分後に孵化器にいれていた気の早いうずらーずたちが孵り始めて、私はそっちに夢中になっていた。
1時間後、孵るところを一番見たかった旦那君が戻ってくる。
とりあえず、終わった客二人にお茶を出して、またうずらーずの見学をしていると。
しつれいしまーすとかいって、客がやってきた。リビングに、だ。
お茶をくださーいとかいって。
てか、そいつの目的はそんなことではなかったのだが。
やってきたそいつは、保険屋だ。
私は、保険屋と化粧品売る奴が嫌いだ。
個人的に、なのであしからず。
保険屋は人種として、一種類しか知らない。
人の話を聞かないで、ひたすらなんの話をしても保険に着地させる奴しか知らない。
何人もあったことがあるのに、そーゆーやつしかしらない。
まさに、そいつは典型だった。
プラス化粧品だったので、まさに最悪。
仕事を変わったので、今度のところで契約して欲しいから切り替えてくれとそればっかりだ。
ちなみに、私達はその人のところで契約はしていない。
お義母さんは、昔からその人のところで契約をしている。
旦那にもお義母さんがかけていて、難病指定されている病気が発覚した時には、助かったそうですが。
それはおいといて。
うちには、お客さんを生活空間に入れることはない。
猫が見たいとか自己申告した人は別だが。
とにかく、勝手に入ってきて(お茶がほしいからとはお義母さんに断りはしたようだが)いきなり、保険の話が始まる。
旦那が乗り換える気はないというと、今度は私に保険の話をはじめる。
私は、旦那に一任しているし、払うのは旦那の口座から引き落としなので、一切関知していない。
ひたすら、話すことは保険の勧誘。
今の保険を乗り換えてくれというばかり。
うずらーずばっかりかまっていると、しばらくしたら戻っていった。
また、五分もしないうちに戻ってきた。
タバコを吸わせてほしいという、口実。
つぎは、化粧品。
妹が代理店をしているとか、安くていいとか。
私は、肌が割と弱いので、買うときは敏感肌用とか、アトピーではないけど、アトピー用とか一番いいのは赤ちゃんでも使えるってやつを買うようにしている。
それを伝えても、漢方が入ってるから大丈夫とかいいだす。
何が入ってても、使う気がないんだから、って話をしてもひかず。
どう転がっても韓国の化粧品は使わないのだ。
その時点で全く聞く気はない。
挙句に、店に化粧品を置いて、代理店として売ればいいとかいいだす始末。
それはやらないというと、もうかるのにーとかいう。
自分が使わないものを人にすすめるかってーの。
ばかじゃね?
いらんっていってるのに、カタログだけでもおいといてーとかいいだす。
めんどくさかったので、じゃあおいとけば?だれもみらんけど、というと、保険のカタログと化粧品のカタログを置いていった。
帰ったあと、お義母さんに
あーゆーやつをこっちに入れるなといった。
は?なんでよ?みたいな顔をしたので
保険の勧誘とか化粧品の勧誘やらするやつは、いらん。
ましてや、店に化粧品おいてくれとか論外!
というと、それはいかんねえとかいう。
実に、ふざけるな、である。
元々、保険のカタログを置いといてと頼んだお義母さん本人は、丸一日経っても置いていったカタログを手に取ろうともしない。
興味がないなら置いとってとかすら頼んでくれるな。
迷惑極まりない。