白っぽい猫

うちの猫は黒猫が3匹、白と茶の斑猫が一匹である。

うちは、子供がいない。
うちに遊びに来る友人も大抵子供がいないので、うちの猫さんたちは子どもというものを間近で見たことがない。

昨日の夕方のこと。

最近よく来るお客さんで、小学3年生の女の子がいる方がいる。
そこは、すでに犬を飼っていて、子供さんは今、絶賛猫とうずらが飼いたくてたまらないとのこと。

うちには猫の他にうずらが2羽、うさぎが1羽いる。

以前来店された時にその話をしていて、家に帰って娘にその話をしたらしい。

次にそこに行く時には私も連れて行って!ということになり、昨日娘さんと受けるのに一緒に来店された。

お母さんが施術を受けるのに一時間。

彼女は我が家を満喫していた(笑)

ターゲットは猫とうずら。

リビングにやってきて、まずうずらにご対面。

最初はめちゃ触るのにもビビり倒していたが、背中をなでられるようになり、旦那に捕まえ方を教えてもらうと一転。
わんこうずら状態である。

うずらを捕まえては、その時そばにいる私かダンナに渡す。
自分は次の子をつかまえる。
渡された私やダンナは、渡された子を戻す。
それの何が楽しかったのかはさっぱりわからないが、彼女は、めちゃくちゃ楽しそうに延々とやっていた。

それが終わると、次は猫である。
リビングの見えるところに白斑と黒が2匹寝ていたのだが、まず彼女に見えたのは黒が一匹のみだったようで、他の猫はどこにいるのかと聞かれる。
目の前にいるじゃないかというと、キョロキョロと探すもわからない様子。
それを見ていた白いのが、仕方ないなあみたいな様子で、彼女のところに。

それからは、最初は、頭をなでなでくらいだったのだが、抱っこしたいというので、白いのを抱かせてみる。
彼女の体重が33キロ。
猫が5.5キロ。
なんだか、超巨大生物に見えたね。
それからは、白いのが大好きになったらしく、追い回す。
飽きたらうずら、うさぎの順で、ものすごい勢いで興味対象が変わっていく。

しばらく漫画を読んだとおもったら、ふと見るといない。
こたつに潜り込んで、反対側にいる猫をなでていたり。
また潜り込んで、ひっぱってーと要求してみたり。
うずらに餌をやりたい!といってみたり。
うさぎが怖がって、奥の方に引っ込んでいたのに、ようやく入口まででてきたなーとおもったら、うさぎちゃーん!!とびっくりさせてみたり。
黒い猫も遊びたい!!というも、ごめんねー、黒いのはもうおじいちゃんとおばあちゃんだから、遊ばないと思うよ?というと、人間で言ったら何歳?と言うので、二人共人間で言うなら、70歳かなというと、あきらめてくれたけれど。

そんな中、白いのがすごい忍耐強いんだなと感心しました。
でかすぎて、膝から落ちていくのに、よいしょよいしょと抱き直すんだけれど、唸りもせず、耳もねておらず、平常心。
まあ、顔は困惑って感じだったけれど。
触りまくられても、名前呼びながら走って来られても、平常心。
困惑顔ではあったけれど。
さすがに、最後にずるずる連れて来られて、抱きしめられたまま一緒に寝転がる時には、見ていて、あーそろそろキレるかもとは思ったけれど。
無事にキレることなく一時間の面会を終了しました。

白いのは、その後、爆睡。
疲れたんだろうなあ。
てか、あんなに面倒見のいいやつだとはしらなかったです。

多分、また来るぞ、あれば(笑)