てんぺ。

一昨日の夜、彼女は、食事中にてんぺの話をひたすらしていた。
最近聞き流すことが多いので、てんぺの話をしていたなという程度の認識だってのだが、昨日買物の帰りに通る道にてんぺがあるのを思い出した。

あ、ちなみにてんぺというのは、大豆を発酵させて固めたようなやつで、インドネシアの納豆とか言われてるやつだったと思う。
納豆みたいな匂いはしない。
匂いもないし、見た目は大豆が半分に割ってあって、板みたいになってるかんじ。
隣町が大豆を作っていて、今おしてる感じの品物です。

で、それを買ってきた。
だって、ひたすらその話をしていたので。
食べたいのかなーとおもったんだけど。
私も食材として使ったこともないので、レシピを頂いて。
てんぺご飯なるものを作りました。
しらすとてんぺいれて、昆布でだしをとって。
炊きあがったら、梅干しを刻んでまぜて。
とりあえず、3合炊きました。
いつも2合だけど。
レシピが3合だったのもあるし、お昼食べてる時に、旦那が「どうせお前、ご飯の在庫ないんやろ?多めに炊いてもらうけん、持って帰って冷凍すればいい」といわれていたので、ちょうどいいかなと思ったのもある。

実際、ご飯は私は美味しいと思った。
てんぺ自体になにか味がついてるわけでもないし、あんまり大豆を食べないから、でもとった方がいい食材ではあるし、だったら、お手軽かなとおもった。
旦那も美味しいと言ってくれたし。

彼女は、あんまり気に入らなかった様子。
旦那が「残ってるから、持って帰って、冷凍すればいい」といっても、うーんみたいなかんじ。
美味しいとはいわず、気にならんねとかそういう言葉のチョイス。
で、旦那と彼女の間で、持っていけ、いや、いいとか言うのがしばらく続いたので、いらっとした私は。
「美味しくなかったってことよ。別に私は無理に持って行ってもらおうと思って、多く炊いたわけでもないし。ほっときな」といいました。
数分後、そしたら茶碗2つ分だけもらおっかな…とぼそっと。
あ、言っときますけど、彼女がここで言う茶碗は、自分が食べる茶碗ではありません。
仏壇にお供えするあのちーさいやつ2つ分って意味です。
別にいらんならいらんて言えばよくない?とおもったので、スルーしました。
いやだなと思っているものを無理に持って行ってもらう必要は感じないし、そもそも私は自分の作ったものを冷凍保存されている方が嫌なので。
その上、ビミョーな顔して持ってかれてもねえ。
どうなん?で感じです。

そして、ついには取りに来ませんでした(笑)
言ったのなら、実行しようぜ?
実行しないなら、遠慮したんだなーとかいい方にも考えられないやん(笑)
いい方にとれる要素もなかったけどさ(笑)
なので、ご飯後に、五合炊いてあげるという、旦那に言われたからやろうかなと思っていたこともやりませんでした。
なんかね、ご飯が固いらしいよ。
ってか、ちょっと固いと食べれんとか固いとかうざい。
入れ歯でもないのに。
差し歯だからなんちゃらっていうけど、単に歯医者でそろそろ替えたほうがいいよっていわれてるからか知らんけど。
40年同じ差歯を使っていると意味のわからない自慢をされたことがあります。
自慢の基本がよくわからんです、はい。
ちなみに、うちのご飯は固いわけではないです、至って普通です。

てんぺ、わりとお値段高めなのに。
まだ残ってるから、、刻みまくっていれてやるわ。
言わなきゃ、多分、気づかないもん。
高血圧とか糖尿とかにもいいらしいのに。
自分でふっといて、なんだよ!って話でした。
別に食べたくないなら、興味もないなら、言わなきゃいいのにね。