柿 番外編

うちには冷蔵庫がでかいのが2台、小さいのが1台、冷凍庫のみのやつが2台、冷蔵庫のみのやつが1台ある。
3人しかいないのにありすぎだとは思うが、家二軒、ホテルと温泉と4軒分を集約したので、致し方ない。

大きい冷蔵庫2台と冷凍庫のみの2台は台所。
小さい冷蔵庫はおかーさんの部屋、冷蔵のみの一番小さいのは二階のうちらの部屋にある。

なので、食材の入れ場に困ることはまずない。

基本的には私は自分ちで使っていた冷蔵庫と冷凍庫をつかっている。
おかーさんが持ってきたやつの方は入らなければ入れるが、あんまりそーゆーこともないので、あんまりあけることもない。
冷蔵庫の方を盛大に野菜室代わりに使うくらいだ。
↑野菜室にしている理由は、なんの目的もなく野菜を大量に適当に買ってくるのを防ぐためでもある。

数日前に久々におかーさんが持ってきた方の冷凍庫をあけた。
食材的なものはそんなにいれてなかったのだが、ぶり買ったけどどこやったかなーと探すついでにあけたのだった。



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↑こんなことになっていた。

その四段ある冷凍庫の一番上の段がオレンジ色一色である。
なにか入れた覚えがなくて、なんだこれ?とおもって引き出しをあけると。
柿であった。
この間のもうすかん!とかいいながら、幼稚園児並の捨て台詞を吐いた時のあの柿である。
すばらしい量の柿が並んでいた。
冷凍庫の、引き出し全部が柿。
数日前に生ごみ投入穴に熟し過ぎた柿が放り込んであったのは知っていたが、まだこんなとこにあったとは。

しかし、冷凍するのは全く構わないのだが、彼女はこれをどうするのか全くわからない。
だって、入れたのはいいけど、恐らく彼女はこの冷凍庫を使わないからだ。
地味にひとつづつ捨てるしかないのかね。
さっさと捨てればいいのに。
どーせ、食べないんだから。

干し柿にしとけばよかったんだよと未だに思う私である。