お義母さん

まあ、このブログはお義母さんの愚痴を書いてるだけなんだけど。

昨日、彼女がやってきてこんなことをいった。

ミョウガはいつ収穫できるの?

うちの裏にミョウガがしこたま生えている。
ミョウガなんぞ植えたこともないので、元々植えられているんだけど。
どんな形状でなるのかもわからないので、うちのパパさんに去年聞いたら、まあ、目視確認できるようなので、暑くなってきてそれなりに大きくなったら回収かなと考えていた。

それに彼女は、言わずもがな間引き魔である。

収穫時期など教えようものなら、片っ端から間引き始めて、今が収穫って時にえ、これだけ?みたいなことになるのは、この9ヶ月でわかりきっていた。

目視確認できたらとったらいい

と答えると。

えー、嫁ちゃん、つめたあーい!
調べてよおー

といわれる。

すぐさま、旦那君が

調べても同じこと。あー、ミョウガだと思えるものが出来たらとればいい。

というと

あんたたちは冷たい!冷たすぎるよ!

と笑いながら言う。

生理前でイライラしていた私は。

あのさ、冷たい!っていうけど、どこがどんな風に冷たいのか教えてくれる?
私は、バカだからわからないので、1から10まで全部説明して。

というと、つめたいやーんといいながら、立ち去ろうとする。

ちょっと待て。最後まで言ってから消えてくれ、頭来るわ!

というと、そのまま部屋に逃げた。

で、焼肉屋に行く時も行ってくるねとも言わず、黙って出て行った。


私の場合、なんだけど。

昔から私は3ヶ月の間は、かなり相手に合わせる。
最大限に。
なぜなら、その人がどんな時にどんな行動をする人間なのか観察する期間として。
次の三ヶ月は私なりに合わせつつも、自分流を出す。
相手がどんな反応をするのかを見るために。
その後は、相手次第で私の出方は変わる。

大体仕事でそんな感じなのだけれど。

身近な相手だと大抵我慢する。

実際、旦那と暮らし始めた時もやり方が違うので、慣れるのに半年くらいかかった。
概ね、許容範囲だったけれど、小さなことで、ちょっと!となる。
数カ月はイライラしていた時期がある。

今回のお義母さんの場合。

やっぱりお義母さんだし、嫌われたくない気持ちはあった。

ただ、何もしない。
自分でこれはやるからといったことも、現在まで続いているのは掃除くらいなもの。
庭も含めての掃除だけれど。
あとは何もしない。

洗濯物が干してあって、私達が不在で自分しかいなくても取り込むこともしない。

食事も仏様にあげるうどん(なぜチョイスがうどんなのかはわからない。地域によっては、夏にそうめんとかあげたりするらしいけど、彼女の場合、季節とかも関係ない。たまにカップラーメンやらカップ焼きそばやら仏壇に供えているくらいだ。もはや、意味がわからない)や正月に雑煮をお供えしていて、それ以外作ることはない。
なので、私はお義母さんが料理したものは結婚前にお邪魔した時に餃子鍋と本人が言っていた、焼き餃子用の餃子と適当に野菜を入れたものをポン酢で食べるという、食べるときには餃子は崩壊して、これは何なんだろうというものしか食べたことがない。

まあ、旦那君すら、サラダと宣って作ったものをおいしくないといって残すくらいなので、いかがなものかとは思うけど。(その時のサラダは、サラダ菜を適当にちぎったもの、玉ねぎのスライス、ちくわを分厚く斜めに切ったものをのせて、青じそのノンオイルのドレッシングを大量にかけたもの)

なにもしないなら、何もしてくれなくてもいいのだが、ごくまれになにかする。

きんぴらごぼうに入れるものを切ってくれた時は、事前に聞いてくれた。

たまに、なにも聞かずに、でかいボールに使い切れないくらいの玉ねぎのスライスの山ができていたりする。
三日あっても使い切れないよねくらいの量を。
しかも、なにか食べたいものがあってのことかと尋ねると暇だったからと答える。
暇だからって玉ねぎで遊ぶんじゃねーよと思う。
そんな答えだから、頭に来て、すべての料理に玉ねぎをいれて作ると量が多いとか、抜かすわけだ。
じゃあ、てめーがそんなことしなければいいのではないのかと言いたくなるのは、きっと私だけではないと思いたい。
だって、意味なく切られた玉ねぎは、私に無言の喧嘩を売ったんだろうから、そりゃあ、無言で使い切りますよ。
嫌がらせには嫌がらせでしか返せないよね?

で、一日に三回は聞く「嫁ちゃん、冷たい!」発言。

なんだろうねー、思うんだけど、世の中の嫁姑問題というのは、姑が「この冗談いったら、うけたー」と勘違いしているイラッとワードからはじまってんじゃないかなーとおもうんですよね。

最初に冷たい!と言われた時は、笑いながらだし、冗談かなーみたいに思って、こっちも笑いますよ。
お義母さんだし。
でも、向こうは多分、ウケたとおもって使う。
受け取る側は、とりあえず笑っとくか→なんなん?この人→そんなに冷たいかな?→ここまでやってるのになにがいかんの?→イラッとするわ→もー、どーでもいいやってなってるような気がします。

うちのお義母さんもお客さんが来たら、うちのお嫁さんはなんでもしてくれるし、いいお嫁さん、とか、他人に対して褒めてくれます。

初めは嬉しかったです。
かなり、頑張ったし。
認めてくれてるのかな?と。

九ヶ月後の現在。
まーったく嬉しくありません。
とーせ、そんなこと思ってないんやろ?とか思ってしまいます。

去年の年末の時に取材をうけて、

仲良さそうですね、どんな感じですか?

といわれて、すでに私は、即答できなかったんですよね。

仲良いですよーって、お義母さんは、言って欲しかったんでしょうけど。

その時にお義母さんは、

お嫁さんって感じではなくて、仲良い友達と一緒に暮らしてるみたいな?

と答えました。

ルームシェア的な?と聞かれて、うん、それ!みたいな。

ルームシェアどころか、完全なる姑との同居ですけどね、私からしたら。

あははーみたいな感じで流しましたけど。

ルームシェアだったら、もっと怒鳴り散らしとるわ、なんもせんのやし。

相変わらず、雨になるとベッドのカバーやら毛布やら、大物を出してきます。
昨日の土砂降りで、窓を閉めていてもテレビの声が聞こえないくらいの雨で、そんなもん出します?ふつー。

天気見て出せよと思ってたんですが、多分、天気見てるから出してるんだなと素直に嫌がらせされてるんだなととることにしました。
だって、どう頑張ってもいいようにとれないので、もう、そのまま受け入れるしかないなということで、嫌がらせ。
それを言うと、多分、

嫁ちゃんの都合のいい時に洗ってくれたら良かったのに

というとおもいます。

でも、お風呂場の前の廊下に放り出してあるんですよね。

すでに、その時点で好きなときにとか都合のいい時に、という感じにはうけとれないですもんね。

洗っとけや!みたいな置き方なんで。

残念ながら、9ヶ月目にして、嫁いびりされてるんだなときちんと認識することにします。

いや、充分、向こうも一人暮らしから同居ってなれるのも大変だとおもうよ?
それも考慮したけど、やっぱり嫌がらせでしかないよね。

で、態度の悪い嫁を作るのは、お義母さんの普段の言動が作ってるんだなとしみじみ思いました。