マッサージ@お義母さん

夜、急に

嫁ちゃん、後でマッサージしてやるけん、いろいろ終わったら教えて

と言われました。

疲れきっていた私は、ほんの数日前に旦那君にわがままを言ってマッサージに連れて行ってもらったばかり。
だから、別にしてもらわなくてもよかったんだけど。

先週だったか、お義母さんが眠れないと数回言っていたので、マッサージをして欲しいから言っているのだと思った私。

大体、自分がマッサージして欲しい時にしてくれとは言わずに、してあげるからという言い方をしていたので、今回もそうだと思っておりました。

色々な家事を終えて、ごみ出しも終えて。

マッサージが始まりました。

が、なんか様子が違う。

なんてーの?

ここは、この辺をこういうふうに押すと効くよ

とか

このへんは、回すんじゃなくて押しこむように

とか。

なんですの?この再研修的なものは。

とりあえず、ふーんみたいな感じで、聞いてはおりました。

嫁ちゃん、ツボがわからんっていいよったけん

ツボ?なんの?カイロにツボとかないし。

だいぶ考えて。

一ヶ月ほど前にお義母さんが、足つぼもせんといかん、覚えないと、と言っていたのを思い出し。

でも、あの時の私の返答は、お義母さんが、一緒に働きに行こうよ的な流れからの足つぼも覚えないと、だったので、家で一緒にいるのに働きに行くところまで一緒は嫌だったので断りも兼ねての私、足つぼなんか覚える気はさらさらないから、って返答したわけです。

で、それしか思い当たらなかったのですけど、別に足つぼを教えるような感じでもない。

ただ、そこはもっと強く押していいとか、そこはそうやるよりこうしたほうがいいとか。

完全にダメだし。
再研修パターン。

でも、私が店でつくのは、基本お友達の子とその他数名のみ。

しかも、お義母さんとかぶっているのは限定的。

その他はお義母さんと旦那君がやってるわけです。

店でクレームがつくことはない。

ならば、どこで?

ホテルしかないよね。

でも、終日家にいるので家の電話はほぼ完璧に私が把握している。

ホテルから電話があったとは思えないけれど、携帯に直ならわからない。

もやもやしながら受けていると。

とりあえず、終了し、旦那君を呼ぶという。

なんで?と聞くと。

旦那君を台にして、私がマッサージをするのを見てあげるといわれる。

ますます意味するところがわからない。

なんか言われたなら、はっきりそういえばいいし、違うのならあんたがなんの目的で今、これをやっているのか説明がほしい。

旦那君に頼んだと本人は思っているが、当の旦那君は私の目の前で断っていたし、来るわけないよなと思ったので、その旨を伝え。

意図していることがわからないので、とりあえず、自分がマッサージをしたいんだろ?という最初に感じたとおりにお義母さんにマッサージをする。

だが、本人は教育的指導をしようとしているわけだから、そこは違うだのなんだのかんだのいわれる。

はっきり言って、イライラしていた。

ホテル絡みだとおもっていたので、もういいやとおもって

お義母さん、ホテルいつまでやるつもり?

といった。

私しかはいってないんだから、クレームが来たとしたら私に対してしかありえないし、代わりの人とチェンジといわれても私しかいないわけだ。
ならば、当初から出張もやりたくないと言い続けていた私にこれ以上強いる必要があるのか?と、堂々巡りなことをまた会話するのもなんなので、わかりやすくいった。

いつまでやるつもり?ってどういう意味?

ホテルはいつ電話が来るかもわからんから、私は待機要員として家にいるわけだよね?
でも、この間ホテルに行ったのは一ヶ月ぶり。
確かに、一本やれば旦那君の代行の一日分は超えるやろうけど、一ヶ月に一本やったら、時給いくらよ?
はっきり言わないとわからんみたいやから言わせてもらうけど、お義母さんは十何万渡しよるつもりやろうけど、支払いに回ってて生活費まで回ってないとよね。
特に今月は故意なのかなんなのかは知らんけど、合間にくれる食費名目でくれるお金がいつもより格段に少なかったわけ。
なんもないよ?
それでも、来るか来ないかわからない電話を待たないかんの?
私が家にいる時間って無駄だよね?
そろそろ外に働きに行きたいわけ。
柔らかく言っても全く聞いてくれんし、旦那君もホテル要員がいなくなるのはいかんからって私がパートしたいっても嫌な顔するよね。
でも、実際生活費はもらってないに等しいんだよね。
支払い分から残った分もらうのと、二週間に一回一万とかもらうけどさ。
やっていけてないわけ。
ホテル残したいなら、ホントに自分で行ってくれる?
お金くれないなら、私は自分で稼ぐよ。
自分の都合で私を縛るのやめてくれない?

と言ったところで、旦那君がやってきて
お義母さんは、もういいといって自室に逃げる。

とりあえず、お義母さんはお風呂に入る。

私は、リビングでイライラ、もやもや。

旦那君がなんやったと?と聞くので、こーゆーことがあって、と話をする。

で、なんか言われたのなら直接言ってくれんとわからんし、なんで今さら教育的指導なん?なんか客からいわれたと?と聞く。

別にマッサージで食べて行きたいとか思ってないから、来年から保険料も会費も払わなくていい、どうせここに来ている客はお義母さんと旦那君を目当てに来ていることはわかってるんだから、別に、私がいなくても二人でやればいいと思う

と、旦那君に伝える。

そんなことしたら、昼間俺が一人でせないかんごとなる。
二人客が来たらどうする?

いつも、この話でしょうがないかと思って私が折れる形できていたのだが。

しらんよ、お義母さんとしたらいいんやない?
意味もなく再教育をうける理由もわからないし、ましてや去年までみたいにもっと強くしてとか、言われなくなってきたのに。
下手くそだと言われてるようなもんやろーもん。
客だって下手くそにはしてほしくないやろ?
理由も特にいわないし、なんでそーゆーことをしているのか意味がわからない。
私は、一生マッサージで生きていこうとか思ってないから。
もう、マッサージ自体をやらない。

といいました。

随分考えたあと、旦那君が。

多分、多分やけど、明日Tさんが来るっていったやろ?
それやないかいな?
嫁ちゃんが手が離せない時におふくろが代わったことあったやろ?
あの時におふくろのがTさんにはすごく合ったらしい。
そんなことをいいよったけん、嫁ちゃんの客なのにっておもったんやないかな?
マッサージは、する人とされる人の相性もあるけんが、合う合わんは絶対出てくる。
自分でもそげんいいよったのに。
俺が明日Tさんがくるけん、頼むねっていったけんやろ。

とのこと。

確かに所々で、明日来るお客さんは発言はあった。

だがしかし、合う合わんの話をするなら、私は、マッサージが合わないと思ってるわけよ、私自身と。

だから、もうフォローしてくれなくて結構よ

と、行っておいた。

お風呂からあがって、2階にあがろうかと旦那君に声をかけると

あのババアの真意を聞いてくる

とおかあさんのところにいった。

案の定、明日来るTさんの施術の仕方のレクチャーをしているつもりだったらしい。

私がマッサージ自体をやらないと言い出した事も伝えると

明日ホテルは断ってくる

と言い出した。

嫁ちゃんにごめんねっていっといてくれといわれた

といわれたが、謝ってくれなくて結構だと答えておいた。

二人共、結局ホテルが割りにあわないから外に働きに行ってるわけでしょ

なんで私だけ拘束されるわけさ?

ま、どっちにしてもお義母さんのマッサージは二度と受けないし、してあげることもない。
むしろ、マッサージ自体やらなくてもいいと思っている。