タブレット端末@お義母さん

毎日、なんやかんやお義母さんは問題を持ち込んできますが、ここのところ、丸投げして自分はソファにふんぞり返ってテレビを見たりしておられるので、なんでも自分でさせようかなということで、方針を変更しました。

ま、今日は手始めにタブレット端末の操作。

夕食後、やっとゴミもまとめたし、皿洗いなど家事もおわり、ほっと一息といいたいが、座った途端にお義母さんがやって来る。

まだ、旦那君もいるのに

嫁ちゃん、嫁ちゃん、ぼそぼそぼそぼそ、おねがいしまーす

あのさー、人にモノを頼むのにぼそぼそ言っても全くわからんけど?
ちゃんと聞こえるように言いなさいよ

嫁ちゃんに、勤務の確定してもらおーとおもって。
なんか携帯にメール来たけん

と、携帯を渡される。

みると、マイページにシフトの更新をしたから異論がなければ確定してくださいとのこと。

てかさー、紙は?
社員番号とパスワード覚えとると?
私は、人のまで覚えるつもりはないよ?

と、自室に戻らせる。

その間に

ねー旦那君、これを今持ってきたということは、毎月私がこれをやるわけ?
自分ですればいいよねー、自分のシフトやもんね

まー、嫁に言えばなんでもしてくれると思っとるけんねー、自分でせんやろねー

とのこと。

何事もはじめが肝心よね、うんうん。ということで、彼女自身にやらせることにしました。

この間、認知症チェックなるものをやったら、まあ本人いないので今までの会話を思い出しながら、計算ができるかとかは省きましたが、それでも「認知症の可能性が高いです」と出たしね。

なんでもさせないとね。

戻ってきた彼女に

そこに座りなさい。操作を教えます

と申し伝える。

え!嫁ちゃん、してくれんと?

お義母さんさあ、自分のシフトやろーもん。私のじゃない。
私がそれの操作を覚えて、なんのメリットがあると?

えー、嫁ちゃんもいずれここで働くときにー

働きません!
自分のことを人任せにするな。丸投げするな。
自分でやっていただきます。

えー

えー、じゃない。
す わ れ!

それから2時間。

最初はガラケーと同じようにトグル入力から。

パスワードを入れるのに、遅いので文字にたどり着く前に確定されて次の文字になってしまう。

その間も

画面が小さいだの入力スピードについていけず、早すぎるだの。

ガラケーと同じやり方じゃんとは思ったが、あまりに遅いので、フリック入力に切り替える。

それならば、多少は考える時間ができるだろう。

指を離しさえしなければ、大丈夫なはずだ。

まあ、しかし、フリックのやり方がきちんとしていないので、結局は違う文字が入る。

ちがう!
やりなおし!
戻って!
ちゃんと指を左なら左、上なら上に持っていかんと字ははいらんよ!
一文字ちがう、もどって!

の繰り返し。

パスワードは彼女の名前プラス誕生日だったのですが、アルファベットが6文字、数字が4文字。
この10個の文字を入れるのに一時間ちょい。

その間に旦那君は

いってくるねー

と出勤し。

見送りもできず。

そのあとは、メールで届いていたシフトの確認と確定。

ここをおして。
見難いなら拡大する!
そこ押して!
押し方が悪い、反応してないからもう一回!

の繰り返しで、約2時間。

シフトも確認して、確定も終わり。

終わった途端の一言。

あー、目がつかれた!

私は、あんたの指導に疲れたわ!といいたい。

それにしても、あれよねー、そのおもちゃ(タブレット端末のこと)も慣れたら色々出来てたのしいんやろーけどさ

おもちゃじゃないし。

てか、これがいやならパソコンでもいいけど、お義母さんがやるとキーボード探すとこからはじめるけん、もっと時間はかかるけど、画面はでかいよね、私はどっちでもいいよ?パソコンでも。

いや、それでいい。
がんばる。

ま、頑張るとは言っても月に一回だから毎月これやるんだろーけどね。

それでもさせるわよ。

なんでも投げれば、完成して戻ってくると思うな。

そんなに甘くはない。
いつまでも、はいはいってききませんからね。
やってもらいますよ。